切るとこうなる。赤身の味が甘くしっかりとした牛肉でした。
ワインの価格を下げるべくお手頃ワインを開拓中のSが最近ロッソ・ディ・モンタルチーノ。
一口目。……しぶしぶ。味がとれないくらいしぶしぶ。しぶしぶが舌の上を覆い尽くす感じ。タンニンが収まるかとグラスを回すと徐々に香りが高くなり、ブルネッロのようなすみれの香りが立ち上ってきました。期待して飲むも、まだしぶしぶ。
うーん。このしぶしぶさえなければとても美味しいのに。残念。
あと2〜3年おいておいたらタンニンが落ちて非常に美味しいワインになるような気がするのですが、2000円しないワインを何年も保管する場所がわが家にはありません。うーん。悩ましいワインですねえ。
しばらくおいてみよう、ということで2本目。
Chakana Estate Selection 2012 Malbec
チャカナ エステートセレクション マルベック
素直なアルゼンチンワインです。ブラックベリー、ブルーベリー、プルーンなど黒系果実の味わい、甘いんだけれど甘すぎないのはアルゼンチンの冷涼感があるからでしょう。
赤身の牛肉にとても合います。
★その後のロッソ・ディ・モンタルチーノ
〈5/9追記〉
冷蔵庫に入れておいたので温度のせいか一口目は中抜け感がありましたが、徐々に消えました。
しぶしぶはありますが昨日より弱いです。でもまだしっかりあります(笑)。
昨日は感じなかったプルーンや干しぶどうが出てきました。
ブルネッロのような艶やかなすみれの香りが素晴らしく、千円台のワインとは思えない官能的なワインです。
本当に惜しいっ!
〈5/10追記〉
この日は若干、酸化感がありました。百合のようなニンニクのような香りもほんのちょっと感じられました。
香りは相変わらずいいです。そしてしぶしぶはかなりなくなり、ようやくタンニンのしっかりしたワインと呼べるようになりました。
そして驚いたことにオリが!凄いポテンシャルの高いワインだと思います。
お買い物マラソンの最中だったので、ブルネッロと共に買い足しました。
チャカナは、しぶしぶロッソと一緒に飲んだせいか、アルゼンチンの癖が目立ちました。
1日目より落ち着いて飲みやすくなってはいるのですが、好みは旧世界だなあ。
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