久しぶりに手長海老のパスタを作りました。
引越して初めて作るような気がするので、だとすると2年以上ぶりです。
手長海老はハイ食材室のこれ。
同じ1kgでもエビが大きくなるほど高くなります。
前に買った時に比べてすごく値上がりしていてビックリ!
お買い物マラソンが始まったところなので買っておくか。
パスタはブイトーニのタリアテッレです。
トマトソースを煮詰めなかったのでさらっとしていて、ソースがあまりからみませんでした。もっと細いパスタの方が合っていた気がしますが、これはこれでモチモチしていて美味しかったです。
エビの殻をトマトジュースで煮て、白ワインを加えただけという超シンプルな一皿。
オリーブオイル、にんにくを入れた方がお好きな方も多いと思いますが、家ではこれがお気に入り。自然派パスタって感じです。
エビは小さい方が安く殻のエキスが出やすい気がしますが、あまり小さいと作るのが大変です。
1本目。
Macon-Villages Les Tilles 2013 Dm. Sainte Barbe
マコン・ヴィラージュ レ・ティーユ ドメーヌ・サルト・バルブ
一口目、私はブラインドで、香りはシャルドネ、飲んでみるとシャルドネの味がしない。桃と最後に口に残る軽い蜜。シャルドネではない、と思ったらシャルドネでした。
ミネラルはあるんだけれどシャブリほどではない。
ムルソーはもっと樽がきいている。
このチャーミングな感じはマコン。
(以上、自分用メモ)
時間が経ったら桃が消えてシャルドネの味と香りになりました。適度なミネラル、酸がありおかつチャーミング。すっきりしているのでこれからの季節に温度低めにして飲んだら良さそう。
コスパいいです!
マコンをトマトソースで250ccほど使ってしまったので、必然的に2本目。
VALLE D'AOSTA CHARDONNAY 2013 INSTITUT AGRICOLE REGIONAL
ヴァッレ・ダオスタ シャルドネ アンスティトゥ・アグリコル・レジョナル
デパートのイタリア展にて購入。シャルドネの試飲はできなかったのですが、お店の人に勧められたのと「農業学校が作るワイン」に惹かれ買ってみました。私が一人でワインを買うと、店頭では美味しかったのにビミョー……となる場合がほとんどなのですが、これは大当たり。
色は先ほどのマコンビラージュより薄いです。
酸とミネラルはしっかりしていて、さっぱりとしたトロピカルフルーツ、レモンの皮をかじったような爽やかな苦みもあります。1本目のマコンも豊満なシャルドネではありませんでしたが、こちらはさらに引き締まっています。
Sはプラネタのアラストロに似ていると言っていました。言われてみると確かに。アラストロはシチリアなのでもう少し果実が熟した感じがありますが。
葡萄は全然違うんだけど。
以下、インポーター(株式会社ヴィントナーズ)のサイトから。
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アンスティトゥ・アグリコル・レジョナルはヴァッレ・ダオスタに位置する州立の農業学校で、研究機関としても活動しており、絶滅の危機に瀕している土着品種の保護や、この土地にあった品種の研究などの葡萄栽培の他、林檎などの果樹やハーブ、酪農など農業全般を研究し、この地の農業の発展に大きく貢献しております。畑は州都であるアオスタ近辺に4ヶ所所有し、合計は6.5ha。大昔の氷河の侵食により形成された砂や砂礫、石英などが入り混じる非常に複雑な土壌で、標高は約600m~約800mと高い為、昼夜の寒暖差が激しく、更に湿度も低いため葡萄栽培には適した環境です。
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引用終わり。
ヴァッレ・ダオスタ州。初めて知りました。ピエモンテ州に囲まれ、スイス、フランスと国境を接するアルプスにあります。地図で見たらシャモニーやツェルマットのすぐ近くです。
こんなところに農業学校!色々な意味で面白いワインでした。
こんなところに農業学校!色々な意味で面白いワインでした。
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