というわけでワンピース2回目。
前回遅刻して最初の20分くらいを見逃したのと、二幕が終わってからボンちゃんが巳之助だと知り、ボンちゃんを見逃したような気がして悔しくて、前回観たその日の夜中にチケットを買いました。
1階席と二等席三階席はほぼ完売でしたが、その他の一等席は結構残っていて、2階最前列の花道真上あたりを買えました。ワンピース歌舞伎はそれほど期待していなかったので前回は二等B席。今回は数席しか離れていないのに花道も見える2階正面で、一等席にして正解でした。というのも花道を結構使っていることがこの日見てよくわかったから。
日を追うごとに人気が上がりだんだんと完売になっていったようですが、その頃は席を選ばなければチケットはまだまだ残っていました。
ゾロの巳之助がめっちゃ格好良くて、それだけでも大満足。
2幕のボンちゃん登場シーンは、待ってました!って気分でした。
前回より声が少し枯れていて、この後大阪博多と続くのでちょっと心配です。
楽前のご褒美で、男女蔵が本水のシーンでスパンコールの貝殻ブラに赤いパンツ、股間に何やら飾りを付けて登場しました。後からTwitter見たら、家の芸、とか書かれていました。
男女蔵はあまり得意な役者さんではなかったのですが一気に好きになりました。
そして白ひげの衣装は碇知盛の衣装だそうです!つる役の門之助さんのブログに書いてありました。
http://ameblo.jp/takinoya08/entry-12086267163.html
やっぱり。ぴったりだもんね。
私の周りの歌舞伎好きは皆ワンピースを褒め称えていますが、原作ファンの人々はどうなんだろう。感想を聞いてみたいものです。
2015/11/24
2015/11/16
キッチンリフォーム(感想編3)パナソニック リビングステーション
リビングステーション NEW L-classの最大奥行き575mmというのが思いの外に収納力があるので、その使用感など。
以前は同じパナソニックでも奥行き475mm(加えてくどいようですがフロアストッカーがない巨大引き出し1段)でしたが、リフォームし最大奥行き575mmとなりフロアストッカーがつき、収納力がびっくりするほど増えました。
食洗機分の収納が減ったことを含めても、体感的には以前の3倍以上収納できるようになった気がします。前はいくらでも入るのだけれど、下の方の物は取り出せないし崩れるしで容積だけはあっても全く使い物にならなかったので……。
実はリフォーム後にオーダーキッチンの方が良かったかなあと思ったこともありましたが実際に使ってみて奥行き575mmの偉大さに気づきました。オーダーキッチンだと壁付きの場合、引き出しの奥行きは大体500mmでした。大手メーカーでもそれくらいで575mmあるところはありませんでした。
料理好きで道具や食器も多く限られたスペースにいかに多くの物を収納できるかが重要な我が家、 選んだ時はそこまで考えていませんでしたが、パナソニックにして大正解でした。
ガゲナウを入れるのに高さを86cmにしましたが、身長153cmの私でも特に問題なく使えています。スリッパなどは履きません。ただし、リフォーム前と比 べ1cmしか高くなっていないはずが、もっと高くなっているように感じました。同じことをSも言っていたので、見た目の問題かもしれないし、1cmの差が実は大きいのかもしれません。
ちなみに賃貸の時は高さ80cmで低くて使いにくかったです。マンションに引っ越し85cmになった時は、料理が好きなので腰痛肩こりになったらどうしようと少々心配しましたが、そんな心配は無用でした。Sが180cm近くあるので、二人で使うにはちょうど良い高さかと思います。
パナソニック+オーダーステンレスとなった経緯は以前書きました。→コチラ
色々と難しいことがあることは想像できましたが、その時はそんなこと見えないふりしてワガママな客に徹しました。後からちらっと聞いたら、最初はやはりパナソニックの対応は厳しかったそうです。うーん、そうだろうなあ。想像に難くないです。でも雪で納期が遅れたあたりから有耶無耶になってしまったみたいで、天候さえも私に味方してくれたのかもしれません。
これに限らずですが、私が無理気味の注文をする度に、辰建の社長さんが「あいよ!」みたいな感じで引き受けてくださっていたそうです。1度お会いしましたが、おおらかで責任感のある方でした。
担当のKさんが私の話を面白がって聞いてくれ、それを社長さんが快く引き受けてくださり、現場では何でもできる現場監督のIさんが目を光らせ、辰建さんには本当に感謝しております。
振り返って今回のリフォームが大満足に終わったのは、何よりも自分に合った工務店さんに出会えたことに尽きるのでしょう。
以前は同じパナソニックでも奥行き475mm(加えてくどいようですがフロアストッカーがない巨大引き出し1段)でしたが、リフォームし最大奥行き575mmとなりフロアストッカーがつき、収納力がびっくりするほど増えました。
食洗機分の収納が減ったことを含めても、体感的には以前の3倍以上収納できるようになった気がします。前はいくらでも入るのだけれど、下の方の物は取り出せないし崩れるしで容積だけはあっても全く使い物にならなかったので……。
実はリフォーム後にオーダーキッチンの方が良かったかなあと思ったこともありましたが実際に使ってみて奥行き575mmの偉大さに気づきました。オーダーキッチンだと壁付きの場合、引き出しの奥行きは大体500mmでした。大手メーカーでもそれくらいで575mmあるところはありませんでした。
料理好きで道具や食器も多く限られたスペースにいかに多くの物を収納できるかが重要な我が家、 選んだ時はそこまで考えていませんでしたが、パナソニックにして大正解でした。
ガゲナウを入れるのに高さを86cmにしましたが、身長153cmの私でも特に問題なく使えています。スリッパなどは履きません。ただし、リフォーム前と比 べ1cmしか高くなっていないはずが、もっと高くなっているように感じました。同じことをSも言っていたので、見た目の問題かもしれないし、1cmの差が実は大きいのかもしれません。
ちなみに賃貸の時は高さ80cmで低くて使いにくかったです。マンションに引っ越し85cmになった時は、料理が好きなので腰痛肩こりになったらどうしようと少々心配しましたが、そんな心配は無用でした。Sが180cm近くあるので、二人で使うにはちょうど良い高さかと思います。
パナソニック+オーダーステンレスとなった経緯は以前書きました。→コチラ
色々と難しいことがあることは想像できましたが、その時はそんなこと見えないふりしてワガママな客に徹しました。後からちらっと聞いたら、最初はやはりパナソニックの対応は厳しかったそうです。うーん、そうだろうなあ。想像に難くないです。でも雪で納期が遅れたあたりから有耶無耶になってしまったみたいで、天候さえも私に味方してくれたのかもしれません。
これに限らずですが、私が無理気味の注文をする度に、辰建の社長さんが「あいよ!」みたいな感じで引き受けてくださっていたそうです。1度お会いしましたが、おおらかで責任感のある方でした。
担当のKさんが私の話を面白がって聞いてくれ、それを社長さんが快く引き受けてくださり、現場では何でもできる現場監督のIさんが目を光らせ、辰建さんには本当に感謝しております。
振り返って今回のリフォームが大満足に終わったのは、何よりも自分に合った工務店さんに出会えたことに尽きるのでしょう。
2015/11/02
スーパー歌舞伎II ワンピース
仕事で20分ほど遅れて演舞場に到着。
全く何も期待していなかったのに、なに、これ面白い。
遅れたことを後悔しつつ、そんなこと考える暇もなく舞台に夢中になっていました。
全然歌舞伎じゃないしスーパー歌舞伎とも違うんだけど時々歌舞伎風味で、歌舞伎好きの心をくすぐります。
原作は全く知りませんでしたが、冒険と友情がテーマの荒唐無稽な活劇で、そこが歌舞伎と通じるのか、ゴムゴムの実とかホルホルの実とか出てきても違和感は全くありませんでした。
白浪五人男の名乗り風とか、政岡のパロディ?らしきイワンコフの「でかしゃった、でかしゃった」とか、ホントよく作ってあるなあと感心ばかりしていました。
白ひげだけがもろ歌舞伎で、というか碇知盛そのまんまで、最後はあのまま後ろに落ちるのかと思いながら観ていました。台詞も衣装も歌舞伎そのものなのに、それがまたワンピースの世界に見事にはまり、あの迫力と包容力は原作ファンも納得ではないかと勝手に思っています。白ひげを演じる右近が素晴らしかったです。緊張感のあるシーンをきっちりと締めていました。一人二役三役が当たり前の中、数少ない一人一役だったで余計に印象に残っているのかも。
それでもって一番良かったのは巳之助。
ボンちゃん役が巳之助だと知ったのは二幕終了後の写真売り場でした。外部の役者さんだと思っていたからびっくり。あのぶっ飛んだ演技は今の歌舞伎役者だと巳之助にしかできないだろうなあと納得。久しぶりに写真を買いました。
隼人も漫画からそのまんま出てきたかのようなイケメンで、惚れ惚れする、という言葉がぴったりでした。ボンちゃんには惚れ惚れしないですから……。
あとニコ・ロビンの方の笑也がまんま女で、ある意味春猿をも超える「女」って感じで、気になって仕方ありませんでした。
ボンちゃん役が巳之助だと知ったのは二幕終了後の写真売り場でした。外部の役者さんだと思っていたからびっくり。あのぶっ飛んだ演技は今の歌舞伎役者だと巳之助にしかできないだろうなあと納得。久しぶりに写真を買いました。
隼人も漫画からそのまんま出てきたかのようなイケメンで、惚れ惚れする、という言葉がぴったりでした。ボンちゃんには惚れ惚れしないですから……。
あとニコ・ロビンの方の笑也がまんま女で、ある意味春猿をも超える「女」って感じで、気になって仕方ありませんでした。
理屈なしで面白く、幸せな気分で演舞場を後にしました。
2015/10/27
キッチンリフォーム(感想編2)オーダーステンレス天板
天板をオーダーのステンレスにしたのは単にデザインの問題でしたが、予想外に使い勝手が良いキッチンに変身しました。
以前よりシンクが大きくなりました。
図面上の数字はパナソニック787mm×480mm、北沢産業800mm×450mmとほぼ同じですが、パナソニックは周囲に縁のようなものがあり実際にシンクとして使えるスペースははこの数値よりかなり小さくなるのに、北沢産業さんは図面の数字=シンクの大きさです。加えて角はR10とほぼ直角なので無駄なスペースがなく、更に水切りプレートを使うと使える面積が広がり、シンクの大きさが2倍くらいになったように感じます。
それなのに物を置くスペースが増えました。
以前は水栓の周りには何も置けませんでしたが、今は130mmの奥行きがあるので、割れたら困るワイングラスを置いたり、茹であがった野菜の鍋を置いたり、ほんのちょっとのスペースですがもの凄く便利になりました。
ガスコンロ周辺も同様で以前より広くなり、お鍋やおたまなどが置きやすくなりました。
(いずれ写真をアップします。すみません)
ステンレス天板の水返しなしにしましたが、これも全く問題ありません。
時々ぽたぽたと床に水がこぼれることがありますが、ホント時々です。誤って水を大量にこぼしてしまう時は、水返しがあろうとなかろうと関係ないし。キッチンの使い方にもよると思いますが、私は水返しなしで良かったです。
「せっかくだからシンプルスッキリにしましょう!」と迷いのあった私の背中を押してくださった北沢産業のFさんに感謝です!
熱い鍋やフライパンをそのまま置けること。
調理中にイチイチ鍋敷きを探さないで済むのでズボラな私には非常にありがたいです。
気をつけているのは金属製のものを長時間放置しないことと塩がこぼれたらすぐに拭き取ることくらいです。
ステンレス天板をオーダーして良かったと最も感じる瞬間の一つは魚をさばく時です。我が家は丸魚をよく買い、時には鱗や内臓の処理も家で行います。シンクはリフォーム前もステンレスでしたが、まずサイズが違う。天板に汚れが飛び散った時でも掃除が簡単で臭いや汚れが染みつく心配もないです。
とは言ってもリフォーム後に初めて魚をさばいた時にはかなり勇気がいりました。だってピカピカのシンクの中で鱗をゴシゴシガリガリしなければいけないわけです。え、やるの?汚したくないんだけど……と思いました。
でも何のために新築マンションのキッチンをリフォームしたのだ! リフォームをして、それで美味しいものを食べられなくなるなんて本末転倒! お金を出してくれたSにも申し訳ないし、などと自分を奮い立たせ(マジでこのくらい一生懸命に自分自身の背中を押しました)一度使ったらあとはもう便利に使うのみです。
そんなこともあり、また料理は(というより料理だけはと言っても過言ではないほど)よくするので、既に年期が入りつつあります。
以前よりシンクが大きくなりました。
図面上の数字はパナソニック787mm×480mm、北沢産業800mm×450mmとほぼ同じですが、パナソニックは周囲に縁のようなものがあり実際にシンクとして使えるスペースははこの数値よりかなり小さくなるのに、北沢産業さんは図面の数字=シンクの大きさです。加えて角はR10とほぼ直角なので無駄なスペースがなく、更に水切りプレートを使うと使える面積が広がり、シンクの大きさが2倍くらいになったように感じます。
それなのに物を置くスペースが増えました。
以前は水栓の周りには何も置けませんでしたが、今は130mmの奥行きがあるので、割れたら困るワイングラスを置いたり、茹であがった野菜の鍋を置いたり、ほんのちょっとのスペースですがもの凄く便利になりました。
ガスコンロ周辺も同様で以前より広くなり、お鍋やおたまなどが置きやすくなりました。
(いずれ写真をアップします。すみません)
ステンレス天板の水返しなしにしましたが、これも全く問題ありません。
時々ぽたぽたと床に水がこぼれることがありますが、ホント時々です。誤って水を大量にこぼしてしまう時は、水返しがあろうとなかろうと関係ないし。キッチンの使い方にもよると思いますが、私は水返しなしで良かったです。
「せっかくだからシンプルスッキリにしましょう!」と迷いのあった私の背中を押してくださった北沢産業のFさんに感謝です!
熱い鍋やフライパンをそのまま置けること。
調理中にイチイチ鍋敷きを探さないで済むのでズボラな私には非常にありがたいです。
気をつけているのは金属製のものを長時間放置しないことと塩がこぼれたらすぐに拭き取ることくらいです。
ステンレス天板をオーダーして良かったと最も感じる瞬間の一つは魚をさばく時です。我が家は丸魚をよく買い、時には鱗や内臓の処理も家で行います。シンクはリフォーム前もステンレスでしたが、まずサイズが違う。天板に汚れが飛び散った時でも掃除が簡単で臭いや汚れが染みつく心配もないです。
とは言ってもリフォーム後に初めて魚をさばいた時にはかなり勇気がいりました。だってピカピカのシンクの中で鱗をゴシゴシガリガリしなければいけないわけです。え、やるの?汚したくないんだけど……と思いました。
でも何のために新築マンションのキッチンをリフォームしたのだ! リフォームをして、それで美味しいものを食べられなくなるなんて本末転倒! お金を出してくれたSにも申し訳ないし、などと自分を奮い立たせ(マジでこのくらい一生懸命に自分自身の背中を押しました)一度使ったらあとはもう便利に使うのみです。
そんなこともあり、また料理は(というより料理だけはと言っても過言ではないほど)よくするので、既に年期が入りつつあります。
2015/10/24
ラ・マンチャの男/帝国劇場
幸四郎さんもお歳だし、元気なうちに観ておかない?とYちゃんに誘われ、初ラ・マンチャです。ドン・キホーテの話で主題歌が見果てぬ夢(聴いたことはない)ということ以外は知らず、いざ帝劇へ。
幕が上がり最初に思ったこと。幸四郎の滑舌が良い!
歌舞伎だともごもご籠ってしまって何言ってるのかよくわからないことが多いのに、ちゃんと聞こえるではありませんか。歌舞伎と現代劇では発声が違うのかしら。
などと考えていたら、Yちゃんが私の耳元で「声が聞こえる!」と囁くのでクスッとしてしまいました。同じことを考えていました。
twitterにラ・マンチャの感想で、歳なので滑舌が悪いのは仕方ないが、みたいなことを書いている人がいて、基準が違うとこうも感じ方が違うんだな、といかに自分が主観で生きているのか改めてわかりました。
ということで、ブログに記すことも私の大いなる主観です。
舞台は中世のスペイン。カトリックを冒涜した罪で宗教裁判にかけられるセルバンテスが牢に入れられます。牢の中で囚人たちから身ぐるみ剥がされそうになったセルバンテスは自分の書いた原稿を守るために囚人相手に即興劇をします。その劇が「ドン・キホーテ」。
つまり劇中劇が行われ、幸四郎がセルバンテス、キハーナ、ドン・キホーテの三役を巧みに演じ分けます。
このキハーナというのは「ドン・キホーテ」の主人公で、騎士物語の読みすぎで物語と現実の区別がつかなくなり、世を正すべく遍歴の騎士ドン・キホーテとして旅に出る人物です。
えっと。このラ・マンチャを観るまで、「ドン・キホーテ」の主人公はドン・キホーテだと思っていました。知らなかった……。
劇中、キハーナが物語と現実の区別がつかなくなるように、お芝居が進むにつれキハーナとドン・キホーテとセルバンテスの境界が曖昧になっていました。幸四郎は見事にきっちりと演じ分けています。それなのに三者が徐々に重なってきて、とでも言うのか、彼らが歩む人生が一体誰の人生なのか、よくわからなくなりました。深いと思いました。
物見遊山で観に行ったのに、脚本もしっかりしていて(単なる有名なミュージカルだと思っていた)、何より松本幸四郎は偉大だ!と強く強く思いました。
歌舞伎の時はそんなこと思わないのに……。
歌は上手いし、圧倒的な存在感はあるし、一流のエンターテイナーだと思いました。
幸四郎のラ・マンチャは人生で一度は観るべきミュージカルだと思いました。
全く期待していなかったのに、観て良かった〜。Yちゃんいつもありがとう!
物見遊山で観に行ったのに、脚本もしっかりしていて(単なる有名なミュージカルだと思っていた)、何より松本幸四郎は偉大だ!と強く強く思いました。
歌舞伎の時はそんなこと思わないのに……。
歌は上手いし、圧倒的な存在感はあるし、一流のエンターテイナーだと思いました。
幸四郎のラ・マンチャは人生で一度は観るべきミュージカルだと思いました。
全く期待していなかったのに、観て良かった〜。Yちゃんいつもありがとう!
2015/10/16
キッチンリフォーム(感想編1)食洗機ガゲナウの使用感
ガゲナウに決めた理由は以前こちら(★)にも書いた通り、ただ何となくです。
食洗機を使うのも初めてなので、国産との比較にもなりませんが、純粋にガゲナウを使っての感想を書きたいと思います。
乾燥は弱いです。
そもそも乾燥機能がなく余熱乾燥のみなので、直後は水滴がたくさんついています。そのまま放置し、食洗機の熱が下がったあたりで取り出すのが最も水が切れる気がします。とはいえ、これは最初から承知の上なので全く気になりません。
ミーレは扉のオートオープン機能があるようで、確かに熱い時に扉が少し開いていると乾きは早そうなので、外国製で乾きが気になる人はミーレが良いのかもしれません。
思ったより入らない。
我が家は二人で朝昼は軽食またはワンプレート、きちんと食事の支度をするのは夕食だけなので、基本的には食洗機を回すのは1日1回で、極端に食器の量が多くなければ、1日分の食器は洗えます。食洗機で洗えないワイングラスや和食器も多いので、中がガラガラの時もあります。
ただこれはガゲナウに限らずだと思いますが、お皿やグラスの形がマチマチなのでメーカーの写真で見るようにびっちり並びません。イッタラのTeemaなどはがしがし並べてしまいますが、繊細なプレートだとぶつかって欠けてしまうのが嫌で一列おきに並べるので、ますます入らなくなってしまいます。
もっと入るかと思ったら意外に入りませんでした。もっとも思ったよりも入らないというだけで、下段に26センチのフライパンを入れても中段に取り皿やグラスは入るので、幅60センチにすれば良かったとは思いません。食洗機が大きいとその分収納が減ってしまうので、仮に子供がいたとしても我が家にはこれがベストだったと思います。
汚れの落ち具合については、食器も鍋も全て予洗いをして油や汚れをざっと落としてから入れているので、どの程度パワーがあるのかわかりません。カレーのお皿をそのまま洗う勇気はありません……。そのためかフィルターの掃除をしてもゴミやぬめりは全くありません。
便利を一番実感したのはザルです。脂の入ったスープや魚の湯通しで使ったザルは、今までどんなに一生懸命手洗いしても油分や臭いが残っていたのに、食洗機にしてから完璧にキレイになりました。魚焼きのアミや五徳、換気扇なんかも洗えますし、バスケットを外すとかなり大きなお鍋も入るので、本当に便利です。
音が小さくてびっくりしました。
最初の頃は、これでちゃんと洗えてるの?というくらい音がしませんでした。さすが環境にうるさいドイツ製!今はその静音にも慣れ、音がわかるようになりましたが、とにかく静かです。
私が調べた限り、AEGも含めて幅45センチの外国製食洗機で決め手になるような大きな違いは見つけられませんでした。AEGはカトラリートレイがなくて2段なので、大きな違いはそのくらいでしょうか。
そういえばとあるショールームで、ミーレはバスケットを斜めにしても使えると言われました。例えば下段バスケットの右側に背の高いものを入れた場合、その上の中段は右側だけ段を上げて、つまり中段は正面から見ると右側が上がっている斜めの状態で使えるそうです。あとバスケットの形状を変えるピンの種類が豊富なので、必要に応じてカップを二段に置いたりできるようです。
確かに便利なのかもしれませんが、食洗機を使ったことがなかったせいか何がそこまで便利なのか理解できませんでした。
忙しい時は和食器は一切使わず、食洗機で洗える食器だけで済ますので後片付けの手間が全くかからず、こんなに便利なものだったとは!
辰建のKさんの「食洗機は便利ですよー」 という言葉を実感しています。
食洗機を選ぶ時にガゲナウの情報が少なかったので、どなたかのお役に立てればと思い書いてみたものの、ガゲナウの感想には全然なっていませんね。すみません。
私は容量で外国製一択でしたが、知人(お孫さんがいる年代)は腰をかがめるのが億劫になり、リフォームの際に食洗機を外国製から日本製に変えたと言っていました。環境や使い方でどれが良いのか一概には言えません。
ミーレかガゲナウかAEGで迷っている皆さま、大いに悩んでくださいませ。
悩んでいる時間も楽しいし、決めてしまったら何を選んでも満足度は高いはずです。
食洗機を使うのも初めてなので、国産との比較にもなりませんが、純粋にガゲナウを使っての感想を書きたいと思います。
乾燥は弱いです。
そもそも乾燥機能がなく余熱乾燥のみなので、直後は水滴がたくさんついています。そのまま放置し、食洗機の熱が下がったあたりで取り出すのが最も水が切れる気がします。とはいえ、これは最初から承知の上なので全く気になりません。
ミーレは扉のオートオープン機能があるようで、確かに熱い時に扉が少し開いていると乾きは早そうなので、外国製で乾きが気になる人はミーレが良いのかもしれません。
思ったより入らない。
我が家は二人で朝昼は軽食またはワンプレート、きちんと食事の支度をするのは夕食だけなので、基本的には食洗機を回すのは1日1回で、極端に食器の量が多くなければ、1日分の食器は洗えます。食洗機で洗えないワイングラスや和食器も多いので、中がガラガラの時もあります。
ただこれはガゲナウに限らずだと思いますが、お皿やグラスの形がマチマチなのでメーカーの写真で見るようにびっちり並びません。イッタラのTeemaなどはがしがし並べてしまいますが、繊細なプレートだとぶつかって欠けてしまうのが嫌で一列おきに並べるので、ますます入らなくなってしまいます。
もっと入るかと思ったら意外に入りませんでした。もっとも思ったよりも入らないというだけで、下段に26センチのフライパンを入れても中段に取り皿やグラスは入るので、幅60センチにすれば良かったとは思いません。食洗機が大きいとその分収納が減ってしまうので、仮に子供がいたとしても我が家にはこれがベストだったと思います。
汚れの落ち具合については、食器も鍋も全て予洗いをして油や汚れをざっと落としてから入れているので、どの程度パワーがあるのかわかりません。カレーのお皿をそのまま洗う勇気はありません……。そのためかフィルターの掃除をしてもゴミやぬめりは全くありません。
便利を一番実感したのはザルです。脂の入ったスープや魚の湯通しで使ったザルは、今までどんなに一生懸命手洗いしても油分や臭いが残っていたのに、食洗機にしてから完璧にキレイになりました。魚焼きのアミや五徳、換気扇なんかも洗えますし、バスケットを外すとかなり大きなお鍋も入るので、本当に便利です。
音が小さくてびっくりしました。
最初の頃は、これでちゃんと洗えてるの?というくらい音がしませんでした。さすが環境にうるさいドイツ製!今はその静音にも慣れ、音がわかるようになりましたが、とにかく静かです。
私が調べた限り、AEGも含めて幅45センチの外国製食洗機で決め手になるような大きな違いは見つけられませんでした。AEGはカトラリートレイがなくて2段なので、大きな違いはそのくらいでしょうか。
そういえばとあるショールームで、ミーレはバスケットを斜めにしても使えると言われました。例えば下段バスケットの右側に背の高いものを入れた場合、その上の中段は右側だけ段を上げて、つまり中段は正面から見ると右側が上がっている斜めの状態で使えるそうです。あとバスケットの形状を変えるピンの種類が豊富なので、必要に応じてカップを二段に置いたりできるようです。
確かに便利なのかもしれませんが、食洗機を使ったことがなかったせいか何がそこまで便利なのか理解できませんでした。
忙しい時は和食器は一切使わず、食洗機で洗える食器だけで済ますので後片付けの手間が全くかからず、こんなに便利なものだったとは!
辰建のKさんの「食洗機は便利ですよー」 という言葉を実感しています。
食洗機を選ぶ時にガゲナウの情報が少なかったので、どなたかのお役に立てればと思い書いてみたものの、ガゲナウの感想には全然なっていませんね。すみません。
私は容量で外国製一択でしたが、知人(お孫さんがいる年代)は腰をかがめるのが億劫になり、リフォームの際に食洗機を外国製から日本製に変えたと言っていました。環境や使い方でどれが良いのか一概には言えません。
ミーレかガゲナウかAEGで迷っている皆さま、大いに悩んでくださいませ。
悩んでいる時間も楽しいし、決めてしまったら何を選んでも満足度は高いはずです。
2015/08/27
八月納涼歌舞伎 第三部
芋掘長者
2005年勘三郎襲名公演で三津五郎が45年ぶりに復活させた作品とかで、観た記憶はあるのですが三津五郎しか覚えていません。調べたら相手役の治六郎は橋之助、緑御前は亀治郎(現猿之助)でした。えーーー、観たかった〜観たんだけど。ブログを書くと記録だけでなく自分の記憶にも残るので、これからは歌舞伎に限らず観たり聴いたりしたものはブログに残そうと強く思ったのでした。その時の橋之助のコメント「芋掘長者で困るのは僕の治六郎の方が踊りがうまいという設定です」。確かに。
今回は芋掘藤五郎が橋之助、治六郎が巳之助です。なんか今月はそんなのばっかだな……。
踊りの名手の三津五郎が見よう見まねで踊るのが面白かったので(それだけは覚えている)、橋之助はそういう踊りではありませんでした。巳之助も踊りが上手いようには見えなかったし。それはそれとして、とても楽しい舞台でした。
緑御前は七之助。七之助がやる美しく浮き世離れしたお姫様は大好きです。腰元の新悟も可愛かったです。
橋之助と巳之助の組み合わせも新鮮で、他に国生、鶴松と納涼ならではの若々しい舞台でした。私は年配者が娘役とかやるのは苦手なので、とても楽しめました。
演目自体も面白いし、なぜ45年もの長きに亘り上演されなかったのか不思議です。勧進帳とか河内山を減らしていいから、こういうのをもっとやってください、松竹さん。
祇園恋づくし
江戸の指物師留五郎(勘九郎)が京都三条の茶道具屋大津屋に滞在中に起こる喜劇。大津屋主人次郎八と女房お次は扇雀二役です。
元となる歌舞伎作品はあるものの木幡欣也が新たに書き下ろした1997年南座が初演とか。その時の主人公が鴈治郎(現坂田藤十郎)と勘三郎で、今回息子と孫がそれぞれを演じていました。おつぎの妹おその役の虎之介が病気で休演のため、おそのは鶴松でしたが、虎之介だと実の親子が姉妹を演じることになるわけで、それだと感情移入しにくい私には鶴丸の方が楽しめました。
なんて、こんなことを言っていたら歌舞伎なんて観られなくなっちゃうんだけど。
舞台が京都なので当然ですがノリが関西で、コテコテのベタな笑いが可笑しくて、最初から最後まで笑っていました。
中でも巳之助扮する手代文吉が最高。
留五郎はおそのに一目惚れ、そのおそのから親に内緒で自分を江戸に連れて行って欲しいと懇願され、二人で駆け落ちかと早合点するも、おそのにはちゃんと思い人がいて、それが文吉です。
親の決めた結婚から逃れるために、愛する文吉と江戸へ、ということなのですが──
文吉、なよなよしすぎ、キモ可愛すぎ。文吉が喋るとその場がどよーんと冗長になり、「変」が舞台を支配して、そのたびに可笑しくて吹いていました。
そのキモいぶっ飛んだ演技を見て、三津五郎の息子だ!と思いました。
というのも。三津五郎は何を演じても絵になる人でしたが、私は「大江戸りびんぐでっど」のお侍とか、納涼歌舞伎の「舌切雀」の小人みたいな、いっちゃってる感ありあり、ふりきり感ありありの役も大好きだったんです。
あんなに癖のある演技、というより癖になる演技は二度と見られないのかと思っていたら、いました、巳之助!
巳之助ってリズム感はすごく良いのに役になりきれないというのか、時々素が見えてしまうことがあり、イマイチ安心して見ていられない役者さんだったのですが、今回の文吉は違いました。これからが楽しみ〜。
扇雀の二役はどちらもはまっていました。扇雀はこういうちょっとヒステリックな女房とか腹に一物ある役、いいですね。
八月はどれも面白かったけど、三部が一番楽しかったです。
来年の納涼も楽しみです!
2015/08/19
八月納涼歌舞伎 第二部
ひらかな盛衰記 逆櫓
初めて観る演目で、当日ちらしだけを頼りに見ていたせいか、よくわかりませんでした。私は予習は一切しないので(敢えてしないわけではなく面倒なのと、まだ観ぬお芝居に興味がないから)初めての時代物は、特に歌舞伎座の場合は見取り狂言が多いので、ハードルかなり高めです。通しで観ると、えーこういうことだったんだーと思うことが多々あります。歌舞伎座でも、もっと通し上演をやって欲しいです。ただし忠臣蔵を除く。
橋之助ファンなので、橋之助が見られただけで嬉しいです。ただ少々力みすぎ?なんか最近迷走中の気がします。
というわけであまり感想のない逆櫓でした。
京人形
左甚五郎(勘九郎)が郭で見た太夫を忘れられず、そっくりの人形を彫ったら魂が宿り──という話。お人形さんのような七之助が人形役です。七之助は魂のこもっていない役をやらせたら絶品の気がします。(褒め言葉です)人形は、最初は甚五郎の魂がこもっているという設定で動きが男で、困った甚五郎が太夫の落とした鏡を人形の懐に入れると、人形は女の動きをします。
七之助は人間とも人形振りとも違う不思議な動きで男女を自然に演じ分け、お見事でした。美しく着飾った花魁が男の動きをすると、本当に違和感ありました。
女房おとく(新悟)が甚五郎に請われ仲居さんをやるんです。女房なのに、勘九郎と七之助の中に入ると本当に仲居さんのように見えました(ごめんなさい)。
後半は突然、甚五郎が家に匿っていた娘が実はどこぞの大切な姫で、という展開になり追っ手が現れ立ち回りが始まります。
それも5分くらいバタバタして幕となるので、後半はいらないんじゃあないかと思いました。なぜ人形だけのファンタジーにしなかったんだろう。
2015/08/11
八月納涼歌舞伎 第一部
おちくぼ物語
初めて観る演目です。見目麗しく心も美しい先妻の姫が継母とその娘たちに虐められ、最後は幸せになるというシンデレラのようなお話。平安時代の「落窪物語」を題材にしたとかで、題名は聞いたことありましたがストーリーは初めて知りました。いつの時代でもどこの国の好む話は同じなのねと、なんか妙に納得。美しく健気で浮き世離れしたおちくぼの君を七之助、おちくぼと結ばれる都で評判の貴公子左近少将を隼人が演じました。
おちくぼは七之助のイメージそのもののだし隼人はイケメンだし、美男美女のカップルは物語世界そのものでしたが、姉さん女房感は否めませんでした。
巳之助と新悟の夫婦が新鮮で良い感じでした。二人とも若いのに上手いですねー。
巳之助が故三津五郎に似てきて驚きました。友人Rちゃんも同じ事を言っていたので気のせいではないでしょう。
写真でしか知りませんが、巳之助の祖父(9代目)と父親(10代目)は笑っちゃうくらい同じ顔しているのに、巳之助は顔の傾向が違うんだなあと思っていたのですが、ふとした時に見せる仕草や表情が三津五郎に似ていてドキッとしました。嬉しくも切ない、切なくも嬉しい、どっちなんだろ。
棒しばり
勘三郎が亡くなった後に三津五郎と勘九郎が演じ、今度は勘九郎と巳之助だなんて、ちょっと早すぎ……。高坏もそうでしたが、勘三郎って凄かったんだとつくづく感じる一幕でした。勘三郎は歌舞伎とか舞踊を超えて、最高級のエンターテイメントだったんだなあ、と。
別に比べるつもりはないんだけど、どうしても比べてしまいます。
とは言っても、とても楽しい舞台でした。今後が楽しみ。
2015/05/29
岩手の合鴨と滝本農場のアスパラとバローロ Barolo Brunate 2009 Marcarini
今年もアスパラの季節に♪
昨年いろいろ(ってほどでもないけど)食べたアスパラの中で一番美味しかった北海道、滝本農場のアスパラが届きました。
グリーン、ホワイト、紫のLサイズ各500gです(写真は後日撮ったものなので実際は二箱でもっとドサッと入っています)。
結構なお値段なのですが、これを食べたら他のアスパラは食べられないと言ってもいいくらい美味しいです。アスパラ好きな方にはおすすめ!
紫はもうないみたい
アスパラは今日はオリーブオイルで焼いただけ。ちょっと焼きすぎてしまった。生でも食べられるらしいので、もっとさっと火を通したくらいで大丈夫でした。
メインは岩手の合鴨です。
フランス産の鴨と色が全然違って、こちらは淡いピンク色です。
味も全然違って、いわゆる鴨臭さはこちらの方が少なく上品な味です。生だから味がフレッシュです。
今日はブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーのソースで食べました。
ワインはマルカリーニのバローロ、ブルナーテ。初めての作り手です。
ブラインドで一口飲んでチェンジ!と言ってしまいました。
ネビオーロはわかるものの正体不明。
変な甘み、熟した干しぶどうの味があり、それに私の苦手なコーヒー、チョコもあります。香りはさして高くありません。
色は薄い褐色で、色だけだと2009よりもっと古く見えます。
二口、三口飲むうちに、何これおいしい?おいしいかも。うーん、おいしい!となりました。
最初のうちはすごく不安定で、チョコだったり干しぶどうだったり、一口飲む度に味が変わりました。
そのうちにグルナッシュのように砂糖甘くなり、最後の方になったらザラッとした黒砂糖、ザラメのような味に。
全体の印象としては芯がなくてちょっとゆるくて捉えどころのない感じ。
この感想だけだと美味しいワインとは思えないかもしれませんが、ものすごーく好みでした。めっちゃ美味しかったです。
Sいわく、ブルナーテなのにこの弱さは凄い。
バローロをビオで作るとこうなるのか、という味わいです。枯れたワインというのか。
ビンテージが違うせいか書いてあることが全然違う…
2015/05/26
和食とトレビアーノ・ディ・ソアヴェ100% Massifitti 2012 Suavia
ワインが素晴らしかったので今日もワインから。
初めて飲むマシフィッティ。ソアヴェ村で作られていますがタイトルの通りトレビアーノ・ディ・ソアヴェ100%でガルガネーガが入っていないため、DOCは名乗れません。
実は最初に開けたのはタケダワイナリーのサン・スフル2014でした。
とあるワイン会でユリス・コランをブラインドで飲んだ時に、タケダワイナリーと言った方が何人かいらして、それで興味を持って買いました。Sが。
飲んだら……甘い。なにこれサイダーって感じで。
決してマズくはありません。でもでも何故ユリス・コランと思うのか。デラウェアだし。
強いて共通点を考えるとすると自然派っぽさ?確かに自然派特有のあたりの柔らかさはあります。
これを、特に今日のような和食に合わせるのは無理ということで、二人とも1杯ずつ飲んでチェンジ!
それで2本目に出てきたのがマシフィッティでした。
最初はタール感ガチガチで、こんなにタールのあるワインを飲むのは久しぶりです。
徐々に果実が出てきました。
はっきり言って酸っぱいです。
柑橘系の果実の凝縮した酸、グレープフルーツの皮をかじっているような酸というか苦みみたいなものも感じられます。
二人の感想
S「カンパーニャとかのフィアーノを重くした感じ」
私「オーストリアから石灰を抜いた感じ」
料理は他に鱧と椎茸の土瓶蒸しもあり(写真汚くてすみません)、普段しめじを使うところ椎茸を使ったら椎茸の味が強くて過剰な土瓶蒸しになってしまったのですが、この過剰な味にもピッタリでした。
写真が美しくありませんが土瓶蒸しも白イカのお刺身も美味しくて、お腹も心もいっぱいになった夕食でした。
ワイン飲み慣れてない人も飲めそう
楽天では同じものは見つかりませんでした。どこで買ったんだろう???
2015/05/25
ビーフピラフとシラー Syrah de Saint Cosme 2006 Chateau de Sant Cosme
我が家の定番ビーフピラフ。割と数少ないSの担当料理。
パプリカとマッシュルームと牛肉とご飯、それを醤油、ウスターソース、黒胡椒で味付けしただけですが、美味しくて食が進んで困ります。
レタスと混ぜて中濃ソースを少々かけて食べるのが私の好みです。
奥に見える今朝届いたスティックブロッコリーとスティックカリフラワーはただ蒸しただけなのにものすごく味が濃くて甘くて美味しかったです!
ワインはシラー・ド・サンコム 2006。
コート・デュ・ローヌは好きで何本も飲んでいますが、これは初めて。
1000円ちょっとでシラー100%だなんて、それだけ聞くとちょっと引いてしまうのですが、だって黒胡椒甘辛そうで、でもとんでもないワインでした。
シラーのスパイシーな香りと、最初はカシス、ブルーベリー、プルーンなど黒系果実の味。徐々に果実感がこなれてきて、酸と果実のバランスがよくなりました。
うっすらと甘い果実の中にスパイシーな辛さが潜んでいます。
そして何より2006と時間が経っているので非常に落ち着いいて、言いようのない美味しさ。
案の定、飲み終わったら澱がありました。
もっと新しいビンテージも飲んでみたいです。
それにしても何故このワインが今頃出回っているんだろう……。
インポーターは北海道の井原水産。昔輸入して倉庫に残っていたのだろうか?
まだ残っているので買いです!
2015/05/24
スペイン地鶏ピカントンとブルゴーニュ Bourgogne Rouge 2012 Vincent Jeanniard
写真がちょっとグロくてごめんなさい。
スペイン地鶏の丸焼きです。形を整えずそのまま焼いたらこんなになってしまいました。
日本の地鶏と全然違って、肉は柔らかく、くせのないふわっとした味をしています。
ゲームヘンなどと同じくらいの大きさで1羽を二人で食べるのにちょうど良いサイズです。
ワインはヴァンサン・ジャニアール。
味は、すみません、どういう味わいなのか忘れてしまいましたが美味しかったです。
Sはものすごく好みだと言っていました。
このお値段でこの味は「買い」だと思います。
鶏肉はこちら。グルメソムリエのスペイン地鶏。
2015/05/23
久しぶりの和食
今日は久しぶりの和食です。ホタテのお刺身(両面をさっとフライパンで焼いています)とカブの鶏そぼろあん。
日本酒はこの会津中将だけでなく、冷蔵庫に残っているのを色々と飲みました。
日本酒は少しずつあれこれ飲めるのがいいですね。
2015/05/22
豚とエトナ Etona Rosso 2013 Planeta
ブラインドでの第一印象はオーストリアかドイツのピノ。
ピノなんだけどこの可愛らしい感じはブルゴーニュではない。
答えはプラネタのエトナでした。
色は薄い赤紫。すっとした軽いミントのような香りがあります。
チャーミングな、ストロベリーまではいかないベリーの味。
綺麗なタンニンがすっと消えます。
和三盆のような上品な甘さがあるのに酸もしっかり。
最後の方になるとトロピカルフルーツの香りがかすかに出てきました。
全体としては柔らかいワインです。
二人とも初めて飲むワインで、Sは「プラネタがエトナをこう仕上げてくるとは思わなかった」とか。もっと濃いめのワインを想像していたようです。
ものすっごく好みのワインです。プラネタは大好きなワイナリーで、そこがこれを出してくれるとは!
ラベルも素敵で、水墨画のような絵がこのワインをあらわしている気がします。
以下、ショップからの引用。自分用にメモ。
完成したばかりのカンティーナ・フェウド・ディ・メッツォで生まれたワイン。標高600~800mのブドウ畑で収穫され、手で選別される前に一度10℃に冷やされます。使用済みのバリックで6カ月間熟成されるワインは、熟した赤い果実の香りに、ネレッロ・マスカレーゼ特有のタンニンが感じられ、高貴さの中に、モダンな印象を与えるワインです。
今日のメインは骨付きの豚。紀伊国屋で売っている豚肉で、行くと買ってしまいます。
フライパンで焼いて最後にお醤油と胡椒で味を付けただけ。
ガツンとした味はないけれど、豚肉の臭みのない上品な味です。
一応、これを二人で食べます。
2015/05/19
ウズラとドミニク・ローラン Marsannay Rouge V. V. 2011 Dominique Laurent
ワインが素晴らしかったのでワインから。
ドミニク・ローランの2011マルサネ。
ワインの知識のない私でも「新樽200%」は強烈で、作り手の名は覚えていなくて数年前に飲んだあのたるんたるんな味ははっきりと覚えています。
ちょっと前にデパートのワイン展で試飲した時、「ドミニク・ローランってあの『新樽』のだよ」とSに言われ「えーーー!!!」となったのは全然樽樽しくなくて美味しかったから。
その時に買った1本なのか、生まれ変わった(笑)ドミニク・ローランを知ってその後で仕入れたものか定かではありませんが、とにかくドミニク・ローランです。
色は2011年とは思えないような淡い褐色。
一口目は酸っぱかったですが徐々に穏やかに。
私の好きなタイプのアルコールの香りがふわっと上ってきます。
味はフレッシュな赤い果実で、味がのっているというのか馴染んでいるというのか、とてもバランスが取れています。
この値段でこの味は素晴らしいです!
でも一番印象的なのは色が薄いこと。味と色が全然結びつかない。
コスパいいです
先日買った生のウズラと合わせました。
冷蔵庫に二日置いておいたせいか肉がすごく軟らかくなっていて、丸のまま紐で結ばずに焼いたらグロいというよりだらしない感じに焼けてしまったので切り分けました。
チャーミングなワインなのにウズラのしっかりした味にもピッタリでした。
余談ですが、このワインを調べていたら「味わい」で「余韻8秒」と書いてあるショップのサイトを発見。なんだか面白い。
2015/05/18
ラムと短角牛とスモークサーモンとキャンティ・クラシコ Chianti Classico 2011 Poggio Al Sole
昨日の生のウズラと一緒に買った生のラム。ハーブで焼きました。
人参をまいて焼いた短角牛。おせち料理で作る八幡巻きの応用です。
サーモンは今日は3種類。左から紅鮭、ますのすけ、サクラマス。
ラムは切るとこんな感じ。
ラムは生なので早く食べなければ、短角牛は賞味期限ギリギリ、サーモンも美味しいうちに食べちゃおう。一体ワインはなに?と思ったら出てきたワインはキャンティ・クラシコ。
可愛らしくエレガントな赤果実。酸もきれいです。
最初は果実が目立ち、甘くてそれはそれで美味しい。徐々に落ち着き、酸と果実のバランスが取れてきました。
ラムにもお醤油味の短角牛にも味のしっかりしたサーモンにも、意外なことにどれも相性バッチリでした。サーモンに合わせても生臭さが全くありません。
この手のキャンティは安心して飲めます。
人参をまいて焼いた短角牛。おせち料理で作る八幡巻きの応用です。
サーモンは今日は3種類。左から紅鮭、ますのすけ、サクラマス。
ラムは切るとこんな感じ。
ラムは生なので早く食べなければ、短角牛は賞味期限ギリギリ、サーモンも美味しいうちに食べちゃおう。一体ワインはなに?と思ったら出てきたワインはキャンティ・クラシコ。
可愛らしくエレガントな赤果実。酸もきれいです。
最初は果実が目立ち、甘くてそれはそれで美味しい。徐々に落ち着き、酸と果実のバランスが取れてきました。
ラムにもお醤油味の短角牛にも味のしっかりしたサーモンにも、意外なことにどれも相性バッチリでした。サーモンに合わせても生臭さが全くありません。
この手のキャンティは安心して飲めます。
2015/05/17
生のウズラのローストと月山のスモークサーモン
時々生のウズラを買います。今日は丸ごとローストしてみました。
ちょっと形がグロいです。
冷凍に比べると値段はそう変わらないのにジューシーでフレッシュで圧倒的に美味しいです。
難点は頭が付いた状態で届くこと。私は見ることさえできず、頭を取りお腹の中をきれいにするのはSの役目です。
デパートの催事で見つけた山形県月山「鮭工房 遊魚」のスモークサーモン。
主に国産のサーモンを使っているとのことで、今までに食べた中でお値段最高、味も最高のスモークサーモンです。
今まで食べたスモークサーモンとは味がというより感覚的に別物って感じです。
一番高いますのすけは100g3400円くらいしたのでカットしてもらい数切れ購入。
赤ワインはこれ。
バルベーラ・ダルバ 2013 ジャコーザ・フラテッリ
Barbera d’Alba 2013 Giacosa Fratelli
ビンテージが違います
1000円台のワインとは思えない上質ワインです。
白はこれ。
Kratos Paestum 2013 LUIGI MAFFINI
クラトス ルイージ・マッフィーニ
カンパーニャのフィアーノ100%。料理にも合わせやすいのでよく飲みます。まさに桃です。
最後にフレッシュカイユはハイ食材室のこれ。
よーく見ると頭が付いているのでご注意ください。
2015/05/15
鱧と山菜の天ぷらとユリス・コラン Rose de Saignée Les Maillons Extra Brut (2011) Ulysse Collin
タラの芽、こごみ、そら豆、細筍、鱧で初夏の天ぷら。
天ぷらはNHKのためしてガッテンのレシピです。このレシピ、本当に外で食べる天ぷらのようにカラッと揚がります。このレシピを覚えてから天ぷら作るのが面白くて、家での天ぷらが増えました。今日は久しぶりに作ったら分量を間違えて鱧とこごみの見た目が残念な感じになってしまいました。
考えてみたら山菜の天ぷらを作るのは初めてです。こんなに簡単に美味しくできるなら毎年作りたい。そら豆の天ぷらが、そら豆の旨み凝縮で美味しくてビックリしました。
鱧は半分は土瓶蒸しに。実際は土瓶ではなく片口にホイルで蓋して蒸しました。こちらも絶品でした♪
意外にゴージャスな夕食となり、お酒はなにかなあとワクワクしていたら、ジャジャーン♪ユリス・コランのロゼでした。
デゴルジュマンは2014/4/3とあります。
ロゼというには赤すぎる。
甘い蜜の香りがあり、口に含むとキリッとした凝縮感があります。
酸の種類はさくらんぼ、さくらの枝のような香りもあります。
このワインはビオですが、ビオの嫌いなところが全くなく、ビオの良いところが全てある、そんなとてもふくよかなワインです。
私が苦手なロゼ特有の薬臭さも全くありません。
至福のワイン。
入手困難だそうです
フランス産ひな鶏のローストチキンとエトナ Contrada Chiappemacine 2010 Passopisciaro
最近Sが仕事が忙しくお疲れ気味なので見た目も嬉しいローストチキン。
実は冷凍庫の肉のストックが残り少なく、すぐに食べられるのはこれしかなかったというのもあります。
Sの仕事の忙しさと出てくるワインの価格は比例します。完全にストレスですね。
ローストチキンに気をよくしたのか素敵なワインが出てきました。
あまりにも美味しかったのでアップで。
パッソピッシャーロの単一畑、キアッペマチーネ。
下のクラスのパッソビッシャーロは好きで何度か飲んでいますがコントラーダシリーズは初めてです。飲む前からワクワク。
色は淡い褐色、縁の方になるとオレンジ色です。最初はタンニンが強くしぶしぶでしたがすぐになくなりました。
徐々に桃の香りが出てきて、味も熟した桃のよう。更に時間が経ったらフレッシュな砂糖の甘さになりましたが、酸とミネラルがあるからか重さは全く感じません。立ち上がる香りにはツヤ感があります。
味のグラデーションが綺麗になだらかに続いている感じで、透明感のある水彩画のようなワインです。
色だけ見ると熟成ワインなのに、味に熟成感は全くありません。面白いくらい色と味にギャップがあります。
単一畑のブドウを使ったコントラーダシリーズには4種あり、それぞれ個性が全然違うそうです。その中でこのキアッペマチーネは標高が550mで最も低く、1.2haの最小の畑らしいです。他の畑も飲んでみたい♪
今日の鶏はこちら。フランス産コクレホール。(オスの雛鳥)
500gと小ぶりなので二人で食べるのにちょうど良いサイズです。肉質は柔らかく、ミルクのようなバターのような風味があります。今日は焼き方が悪かったのかちょっと脂っぽかったので、次はもっとパリパリに焼こう。
2015/05/12
阿蘇赤牛肩ステーキとキャンティ・クラシコ Chianti Classico 2011 Montesecondo
赤牛肩肉に合わせてSが最初にだしてきたワインがこれ。
Tenores 2009 Tenute Dettori
テノレス テヌーテ・デットーリ
ブラインドでの第一印象は南米のピノ。甘くてゆるくてなんか癖があると思ったら、サルディニアのカンノナウ100%でした。
滑らかで透明感もあるし、ものすごくマズいわけではないんだけど、好みではない。
肉が柔らかくて赤身の味が濃くてめちゃくちゃ美味しいから、もっと美味しい(=好みの)ワインを飲みたい。
興味がある方はどうぞ
チェンジ!と言ったら出てきたのがこちら。我が家の定番モンテセコンド。
飲み慣れない癖のあるワインの後だから尚更、いつもの味、安心して飲めます。
自然派特有のジワッと染みいるような味わいが心地良く、果実、酸、タンニンが全体的に控えめですがバランスは良いです。
和食、特にお醤油によく合う気がします。
ワインとお醤油を一煮立ちさせたいつものステーキソースにもバッチリでした。
初めて飲んだのは数年前にとあるレストランにて。
ワインは持ち込むことの方が多いですが、時々こういう出会いがあるから外でも注文しないとね。
2015/05/11
千代幻豚のポトフとブルゴーニュ Chambolle Musigny 2010 A. Chopin
塩豚にした千代幻豚桃ブロックでポトフ。冷蔵庫にある野菜を使い大根、人参、長い白菜(名前がわからない)。火にかけておけばできちゃうので楽でいいです。
今日のワインはこちら。
Volnay V.V. 2010 Joseph VOILLOT
ヴォルネイ V.V. ドメーヌ・ジョセフ・ヴォワイヨ
残念なことに微妙にブショネでした。
酸が低めでボーヌらしい甘さとかわいらしさがあります。でもやはり味が平坦。ブショネでなければ凄く美味しいワインだと思います。この価格のボーヌ(に限りませんが)は家ではなかなか出てこないので本当に残念。
我慢すれば飲めるレベルなので料理用に。
Chambolle Musigny 2010 A. Chopin
シャンボール・ミュジニー A. ショパン
ビンテージ違い
甘さと凝縮感があって美味しいんだけれど全然シャンボールらしくない。
大きなグラスに換えてみたらシャンボールの白い花の香りがグラスから溢れてきました。
木村硝子 cava 29オンス
Zwiesel 1872 エノテカ ブルゴーニュ
使ったのはこの二つ。
果実がしっかりしていてまだ若さを感じます。数年おいたらもっと落ち着くのかもしれませんが、そうするとこの果実感もなくなるだろうから、わが家で今が飲み頃です。
木村硝子の方は家で最も大きいワイングラスの一つで、これに耐えうるなんて、高級感はないけど偉大なワインなのかも。
ショパンは好きな作り手で、ACブルは結構飲みました。2011でインポートが終了だとか。どこかのインポーターさん、輸入してくれないかなあ。
このcavaというシリーズ、おすすめです。
ボウルが大きくても手吹きなのでとても軽く、ステムが短いから家でも扱い易いです。形も可愛らしいし♥
あのロオジエでも使われていました。
2015/05/09
千代幻豚の冷しゃぶとシャンパーニュ Gerard Gratiot Brut Prelude Champagne
千代幻豚の肩ロースとモモの冷しゃぶ。手前にあるのは昨日の牛肉の残りで、今日もキレイなローストビーフになっていました。
わが家では豚肉にはブルゴーニュなのですが今日は泡。なんで?とSに聞いたら何となくという答え。今日は牛肉もワサビとお醤油・ぽん酢で食べたので、和食にシャンパーニュ、とてもよく合いました。
千代幻豚は信州飯田の豚肉です。スーパーのポップに「幻の豚肉」と書いてあったので何が幻なのかと思ったら、飯田市千代にある岡本養豚という小さな家族経営の養豚農家が25年かけて開発した豚で、ここでしか生産されていない豚なのだとか。
豚のことを調べていたら子豚がかわいくてかわいくて、私は日々こんなに可愛いものを食べているんだ……と少々へこみました。神様に感謝しないと。
ワインはこちら。
ジェラール・グラシオ ブリュット プレリュード
シャンパーニュ独特の香りがしっかり立って、香りだけでもシャンパーニュとわかります。桃の果実感とリキュールの甘みがありますが、果実の酸がしっかりしているので甘いんだけどサッパリ。
個人的にはシャンパーニュは自然派、ノンドゼが好きで、このタイプのシャンパーニュは好みではないのですが、今現在ショップで2790円、お買い物マラソンなどなら2500円程度と、値段を考えると素晴らしいワインです。
2000円台で買える王道シャンパーニュ。
数日前のレ・セッレ・ヌオーヴェがグラス2杯分ほど残っていたので飲みました。冷蔵庫保管なのに冷蔵庫臭さもなく、そしてあの豚臭さも完璧に消えて、更に美味しくなっていました!今日が一番美味しかったです。
牛肉にぴったりで、ワインも牛肉も残りものなのに素晴らしい組み合わせとなりました。
数日前のレ・セッレ・ヌオーヴェがグラス2杯分ほど残っていたので飲みました。冷蔵庫保管なのに冷蔵庫臭さもなく、そしてあの豚臭さも完璧に消えて、更に美味しくなっていました!今日が一番美味しかったです。
牛肉にぴったりで、ワインも牛肉も残りものなのに素晴らしい組み合わせとなりました。
登録:
投稿 (Atom)