ガゲナウに決めた理由は以前こちら(★)にも書いた通り、ただ何となくです。
食洗機を使うのも初めてなので、国産との比較にもなりませんが、純粋にガゲナウを使っての感想を書きたいと思います。
乾燥は弱いです。
そもそも乾燥機能がなく余熱乾燥のみなので、直後は水滴がたくさんついています。そのまま放置し、食洗機の熱が下がったあたりで取り出すのが最も水が切れる気がします。とはいえ、これは最初から承知の上なので全く気になりません。
ミーレは扉のオートオープン機能があるようで、確かに熱い時に扉が少し開いていると乾きは早そうなので、外国製で乾きが気になる人はミーレが良いのかもしれません。
思ったより入らない。
我が家は二人で朝昼は軽食またはワンプレート、きちんと食事の支度をするのは夕食だけなので、基本的には食洗機を回すのは1日1回で、極端に食器の量が多くなければ、1日分の食器は洗えます。食洗機で洗えないワイングラスや和食器も多いので、中がガラガラの時もあります。
ただこれはガゲナウに限らずだと思いますが、お皿やグラスの形がマチマチなのでメーカーの写真で見るようにびっちり並びません。イッタラのTeemaなどはがしがし並べてしまいますが、繊細なプレートだとぶつかって欠けてしまうのが嫌で一列おきに並べるので、ますます入らなくなってしまいます。
もっと入るかと思ったら意外に入りませんでした。もっとも思ったよりも入らないというだけで、下段に26センチのフライパンを入れても中段に取り皿やグラスは入るので、幅60センチにすれば良かったとは思いません。食洗機が大きいとその分収納が減ってしまうので、仮に子供がいたとしても我が家にはこれがベストだったと思います。
汚れの落ち具合については、食器も鍋も全て予洗いをして油や汚れをざっと落としてから入れているので、どの程度パワーがあるのかわかりません。カレーのお皿をそのまま洗う勇気はありません……。そのためかフィルターの掃除をしてもゴミやぬめりは全くありません。
便利を一番実感したのはザルです。脂の入ったスープや魚の湯通しで使ったザルは、今までどんなに一生懸命手洗いしても油分や臭いが残っていたのに、食洗機にしてから完璧にキレイになりました。魚焼きのアミや五徳、換気扇なんかも洗えますし、バスケットを外すとかなり大きなお鍋も入るので、本当に便利です。
音が小さくてびっくりしました。
最初の頃は、これでちゃんと洗えてるの?というくらい音がしませんでした。さすが環境にうるさいドイツ製!今はその静音にも慣れ、音がわかるようになりましたが、とにかく静かです。
私が調べた限り、AEGも含めて幅45センチの外国製食洗機で決め手になるような大きな違いは見つけられませんでした。AEGはカトラリートレイがなくて2段なので、大きな違いはそのくらいでしょうか。
そういえばとあるショールームで、ミーレはバスケットを斜めにしても使えると言われました。例えば下段バスケットの右側に背の高いものを入れた場合、その上の中段は右側だけ段を上げて、つまり中段は正面から見ると右側が上がっている斜めの状態で使えるそうです。あとバスケットの形状を変えるピンの種類が豊富なので、必要に応じてカップを二段に置いたりできるようです。
確かに便利なのかもしれませんが、食洗機を使ったことがなかったせいか何がそこまで便利なのか理解できませんでした。
忙しい時は和食器は一切使わず、食洗機で洗える食器だけで済ますので後片付けの手間が全くかからず、こんなに便利なものだったとは!
辰建のKさんの「食洗機は便利ですよー」 という言葉を実感しています。
食洗機を選ぶ時にガゲナウの情報が少なかったので、どなたかのお役に立てればと思い書いてみたものの、ガゲナウの感想には全然なっていませんね。すみません。
私は容量で外国製一択でしたが、知人(お孫さんがいる年代)は腰をかがめるのが億劫になり、リフォームの際に食洗機を外国製から日本製に変えたと言っていました。環境や使い方でどれが良いのか一概には言えません。
ミーレかガゲナウかAEGで迷っている皆さま、大いに悩んでくださいませ。
悩んでいる時間も楽しいし、決めてしまったら何を選んでも満足度は高いはずです。
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