2014/05/12
鴨のローストとバルバレスコ Barbaresco Montestefano La Ca'Nova 2004
我が家ではSの仕事が忙しくなればなるほど夕食のワインの値段が高くなります。
このバルバレスコ、私の大好きなネッビオーロの香り(なのかピエモンテの香りなのか)が非常に高くタンニンがこなれて滑らかで、バランスがパーフェクト。ブラインドで飲んだらバローロと間違えそうです。
フィレドカナール
ビンテージ違いです
食材の買い物は主にSなので何を買っているのかよく知らず、初めてシャラン鴨についてググってみました。
シャラン鴨とはシャラン地方で伝統的な飼育法で育てられた鴨のことでシャラン産鴨とは別物だそうです。餌のレシピも決められていて8〜9週間湿地帯で放し飼いをし、最後はエトフェ(窒息死)。エトフェって魚の血抜きのようなものだと思っていたら逆で、これにより血液が肉の中にとどまって肉質が繊細になり風味も高まるとか。ふむふむ。
確かにエトフェの鴨の方が肉の色が濃くて皮に血の跡が点々と残っているのはそういう訳だったのかと今更納得。
その中でも最高級とされているのがこちらのビュルゴー家の鴨のようです。
ビュルゴーだから美味しいのかはわかりませんが、エトフェでない鴨と比べると肉質はジューシーで鴨臭さがなく、私はこちらの方が好きです。でもエトフェでない鴨も十分美味しいと思います。
ベリーのソースとバルサミコに黒胡椒少々でいただきました。
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