2015/11/24

スーパー歌舞伎II ワンピース 再び

というわけでワンピース2回目。
前回遅刻して最初の20分くらいを見逃したのと、二幕が終わってからボンちゃんが巳之助だと知り、ボンちゃんを見逃したような気がして悔しくて、前回観たその日の夜中にチケットを買いました。

1階席と二等席三階席はほぼ完売でしたが、その他の一等席は結構残っていて、2階最前列の花道真上あたりを買えました。ワンピース歌舞伎はそれほど期待していなかったので前回は二等B席。今回は数席しか離れていないのに花道も見える2階正面で、一等席にして正解でした。というのも花道を結構使っていることがこの日見てよくわかったから。
日を追うごとに人気が上がりだんだんと完売になっていったようですが、その頃は席を選ばなければチケットはまだまだ残っていました。

ゾロの巳之助がめっちゃ格好良くて、それだけでも大満足。
2幕のボンちゃん登場シーンは、待ってました!って気分でした。
前回より声が少し枯れていて、この後大阪博多と続くのでちょっと心配です。

楽前のご褒美で、男女蔵が本水のシーンでスパンコールの貝殻ブラに赤いパンツ、股間に何やら飾りを付けて登場しました。後からTwitter見たら、家の芸、とか書かれていました。
男女蔵はあまり得意な役者さんではなかったのですが一気に好きになりました。

そして白ひげの衣装は碇知盛の衣装だそうです!つる役の門之助さんのブログに書いてありました。
http://ameblo.jp/takinoya08/entry-12086267163.html

やっぱり。ぴったりだもんね。


私の周りの歌舞伎好きは皆ワンピースを褒め称えていますが、原作ファンの人々はどうなんだろう。感想を聞いてみたいものです。

2015/11/16

キッチンリフォーム(感想編3)パナソニック リビングステーション

リビングステーション NEW L-classの最大奥行き575mmというのが思いの外に収納力があるので、その使用感など。

以前は同じパナソニックでも奥行き475mm(加えてくどいようですがフロアストッカーがない巨大引き出し1段)でしたが、リフォームし最大奥行き575mmとなりフロアストッカーがつき、収納力がびっくりするほど増えました。
食洗機分の収納が減ったことを含めても、体感的には以前の3倍以上収納できるようになった気がします。前はいくらでも入るのだけれど、下の方の物は取り出せないし崩れるしで容積だけはあっても全く使い物にならなかったので……。

実はリフォーム後にオーダーキッチンの方が良かったかなあと思ったこともありましたが実際に使ってみて奥行き575mmの偉大さに気づきました。オーダーキッチンだと壁付きの場合、引き出しの奥行きは大体500mmでした。大手メーカーでもそれくらいで575mmあるところはありませんでした。
料理好きで道具や食器も多く限られたスペースにいかに多くの物を収納できるかが重要な我が家、 選んだ時はそこまで考えていませんでしたが、パナソニックにして大正解でした。

ガゲナウを入れるのに高さを86cmにしましたが、身長153cmの私でも特に問題なく使えています。スリッパなどは履きません。ただし、リフォーム前と比 べ1cmしか高くなっていないはずが、もっと高くなっているように感じました。同じことをSも言っていたので、見た目の問題かもしれないし、1cmの差が実は大きいのかもしれません。
ちなみに賃貸の時は高さ80cmで低くて使いにくかったです。マンションに引っ越し85cmになった時は、料理が好きなので腰痛肩こりになったらどうしようと少々心配しましたが、そんな心配は無用でした。Sが180cm近くあるので、二人で使うにはちょうど良い高さかと思います。

パナソニック+オーダーステンレスとなった経緯は以前書きました。→コチラ
色々と難しいことがあることは想像できましたが、その時はそんなこと見えないふりしてワガママな客に徹しました。後からちらっと聞いたら、最初はやはりパナソニックの対応は厳しかったそうです。うーん、そうだろうなあ。想像に難くないです。でも雪で納期が遅れたあたりから有耶無耶になってしまったみたいで、天候さえも私に味方してくれたのかもしれません。

これに限らずですが、私が無理気味の注文をする度に、辰建の社長さんが「あいよ!」みたいな感じで引き受けてくださっていたそうです。1度お会いしましたが、おおらかで責任感のある方でした。
担当のKさんが私の話を面白がって聞いてくれ、それを社長さんが快く引き受けてくださり、現場では何でもできる現場監督のIさんが目を光らせ、辰建さんには本当に感謝しております。

振り返って今回のリフォームが大満足に終わったのは、何よりも自分に合った工務店さんに出会えたことに尽きるのでしょう。

2015/11/02

スーパー歌舞伎II ワンピース


仕事で20分ほど遅れて演舞場に到着。
全く何も期待していなかったのに、なに、これ面白い。
遅れたことを後悔しつつ、そんなこと考える暇もなく舞台に夢中になっていました。

全然歌舞伎じゃないしスーパー歌舞伎とも違うんだけど時々歌舞伎風味で、歌舞伎好きの心をくすぐります。
原作は全く知りませんでしたが、冒険と友情がテーマの荒唐無稽な活劇で、そこが歌舞伎と通じるのか、ゴムゴムの実とかホルホルの実とか出てきても違和感は全くありませんでした。
白浪五人男の名乗り風とか、政岡のパロディ?らしきイワンコフの「でかしゃった、でかしゃった」とか、ホントよく作ってあるなあと感心ばかりしていました。

白ひげだけがもろ歌舞伎で、というか碇知盛そのまんまで、最後はあのまま後ろに落ちるのかと思いながら観ていました。台詞も衣装も歌舞伎そのものなのに、それがまたワンピースの世界に見事にはまり、あの迫力と包容力は原作ファンも納得ではないかと勝手に思っています。白ひげを演じる右近が素晴らしかったです。緊張感のあるシーンをきっちりと締めていました。一人二役三役が当たり前の中、数少ない一人一役だったで余計に印象に残っているのかも。

それでもって一番良かったのは巳之助。
ボンちゃん役が巳之助だと知ったのは二幕終了後の写真売り場でした。外部の役者さんだと思っていたからびっくり。あのぶっ飛んだ演技は今の歌舞伎役者だと巳之助にしかできないだろうなあと納得。久しぶりに写真を買いました。

隼人も漫画からそのまんま出てきたかのようなイケメンで、惚れ惚れする、という言葉がぴったりでした。ボンちゃんには惚れ惚れしないですから……。
あとニコ・ロビンの方の笑也がまんま女で、ある意味春猿をも超える「女」って感じで、気になって仕方ありませんでした。

理屈なしで面白く、幸せな気分で演舞場を後にしました。