京都の中善にいってきました。
私の「若い料理人+カウンターの店」という注文でSが選びました。店に入る前に若い板前さんの姿がちらっと見え、お弟子さんかと思いきやご主人で、まずびっくり。若い料理人の店と決めたのは私なのに、予約をしたのは随分前ですっかり忘れていました。
・雲丹豆腐
・八寸
(瓜と大徳寺麩の胡麻和え/蛸の子の煮物/黒豆の枝豆/がら海老の素揚げ/
鱧寿司/鱧の子入り寒天よせ/鯛の酢〆水玉胡瓜巻き/生姜の甘煮)
・お造り(最初に明石の鯛とシマアジ、二皿目は鱧の炙り)
・冷製炊き合わせ(賀茂茄子・満願寺唐辛子・カニ・みょうが・出汁のジュレ)
・若鮎の塩焼き
・デザート(桃のコンポート、テキーラサンライズor桃のシャーベット)
〈ワイン〉
アルザスのリースリング(アルベール・ボクスレ2009)とヒトミワイナリーの淡雪2009
雲丹は苦手なのに雲丹の味がするのに雲丹くさくなくていきなり美味しい!
八寸は見た目は地味なのに味の玉手箱とでもいうか、口にする毎に感動が。
そうこうするうちに目の前で鱧の骨切り。サクサクとリズミカルな音♪生まれて初めて見る&聞く鱧の骨切り。京都に来た〜!と一人盛り上がる。
若鮎も、魚の内臓は苦手なのに、この苦さが美味でした。
デザートも感動的で、いわゆるコンポートとは違って、桃に熱を入れることによって瑞々しさをとじこめたような絶妙に調理されたコンポートに、桃そのままのようなシャーベット。そしてテキーラのシャーベットは大人の味。
全体的に塩が強めのしっかりした料理でした。
八寸とお造りのボリュームがあり、なおかつお昼が遅かったのでご飯まで辿り着けなかったのが残念。
地下の防空壕(?)が天然のワインカーヴになっているとかで、私とは無縁のお宝ワインが眠っているのでしょう。
アラカルト可とのことだったのでメニューがあるのかと思い込んでいたらそういうことではなく、今日は○○だけ食べたい等々の常連さんも多いためコース以外でも対応しているとのこと。
ご主人と話しながら次の料理を決めていくのもなかなか楽しかったです。
初めて伺う観光客にも快く対応してくださったご主人に心の底から感謝します。
お弟子さんの女性(というより女の子!)の笑顔が可愛らしく、サービスのソムリエールも親切でめちゃくちゃ幸せな時間でした。
次回はコースで、締めのご飯までちゃんといただきます。こんなお店が近くにあったら絶対に通ってしまいそう。ご馳走さまでした。
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